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スタッフブログで度々登場している「スレート瓦」ですが、物によっては塗装をオススメしないスレート瓦もあるんです。

それがノンアスベストのスレート瓦です。

細かい説明は他のスタッフのブログに譲りますが…

簡単にお話しすると、このノンアスベストのスレート瓦という屋根材は強度が低いのです。

↑こちらの写真、屋根材が欠けているのが分かりますでしょうか？

強度が低いので、紫外線や雨風等の影響による経年劣化はもちろん、私たちスタッフが調査時に屋根に上がらせていただいた際に「パキパキッ」と音を立てることもあります。工事中だと、屋根や外壁を高圧の水で洗い流しますがその圧力でさらに崩れることもあります。

これだけ強度が低いとせっかく塗料を塗っても屋根材そのものがまたポロポロと崩れてしまうので、私たちはノンアスベストのスレート瓦については塗装をオススメしません。

「じゃあメンテナンスは出来ないの？」と思いますよね…

そのような時にはカバー工法（重ね葺き）・葺き替えをご提案させていただきます！

カバー工法は既存の屋根材の上から屋根材を覆うように葺きます。

葺き替えは既存の屋根材を取り除いてから新しく屋根材を葺きます。

大きな違いは既存の屋根材を取り除くかどうかです。

既存の屋根材を取り除く葺き替えは「取り除く」という工程がある分工期が長く屋根材の処分費もかかります。

個人的には、葺き替えと比べて比較的工期が長くなく費用も抑えられるカバー工法を選ばれるお客様が多い印象を受けます。

私たち郡山塗装のスタッフは、お客様のお家を調査させていただく際にノンアスベストかどうかも確認します。

「うちのスレート瓦はどうなの？」と不安な方はお気軽にスタッフにご相談ください。

★補足★

・一般的に、2000年前後に建てられた住宅のスレート瓦はノンアスベストで強度の低いものである可能性が高いといわれています。（2000年前後はアスベストに対する規制が厳しくなった時期です。現在はアスベストが含まれていなくても強度のあるスレート瓦が使われているようです。）

・ノンアスベストのスレート瓦はメーカーによって様々な商材名がありますので、ご自宅の図面等に書かれている屋根材名を確認してみることもオススメします。（しかし、図面に書かれている商材と実際に使われた商材が異なるケースもあるようですので注意が必要です。）

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